結末は呆気なく訪れました。
と言っても、殺処分されたワケではなく、広島で保護活動している人がワンコの身元を引き受けてくれたので、むしろ喜ばしい結末。
あれから日課のように何か動きがあった気がする。それほど目まぐるしかったぁ~。
まずセンターに入った後、里親を名乗り出ていた方から「お断り」がありました。岡山の方だったのですが理由は納得。
『広島のセンターから引き受ける意味がわからなくなりました(会った事も無いし)。だったら岡山で見つけたいと思います。』
そりゃそーだ。各地で家族を探しているワンコはいるんだから、地元で探して引き受けたほうがリスクも少ないもんね。やはり広島市のセンターに入った事で思い直したそうだ。
それからは「センターからワンコを出す方法」「里親探しとその方法」「一時預かり宅探し」「今後の費用について」ナドナド…決めなくちゃいけない事が多く、また難しく、そしてこのワンコ繋がりで集まった人達との連絡などで日々気持ちが急いてました。
とりあえず「センターからワンコを出す方法」を聞く為とワンコに会うために、みんなで月曜日にセンターに行って来ました。
隣りのキレイな建物は保健所。むしろ動物管理センターの方をキレイにするべきじゃない?この対比が動物管理センターの建物を悲壮感漂わせる結果に…
隣りには慰霊碑。そうです、好きで殺しているわけじゃない。センターの人の‘救い’なんでしょうか。
いました、ワンコ。
広々としてなんにもない檻の中にポツンと。不安げです。ビビリながらも持ってきたオヤツを食べてくれました。
隣りのワンコはメタボな8才の柴犬。柴犬らしからぬ人懐っこく撫でられてました。
この子の飼い主だったお婆ちゃんが入院する事になり、引き取り先も見つけられずセンターに来たそうです。丸太のようなおでぶちゃん…お婆ちゃんに可愛がられてた(甘やかされてた?)のがわかります。センターに来てから足に腫瘍が見つかり、もし引き取られたら手術が必要で場合によっては切断しなければならないとの事でした。「性格はとても良いのでお勧めなんですが…」センターの人も複雑そうでした。
この場所には4匹いました。檻は可動式なんでしょう。増えた時はスペースが狭くなるんだと思いますが、今のこの広いスペースが逆に切なく感じました。
さてこの後みんなで話し合い、来週の月曜日に行われるセンターの譲渡会に賭けてみよう、という事になりました。なんてったって私達には「里親」の当ても「一時預かり宅」の当ても無かったのですから。少ない可能性に賭けるしかその時は考えられませんでした。
しかし事態は急変!
一昨日センターから連絡があり「金曜日に保護活動している人が引き出す事になりました」と。
どーゆーこと?これまでテンヤワンヤしてた足元をすくわれた感じがしました。
結局、シロウト集団があーだこーだ模索しているのを見るに見かねて保護活動家(グループ?)が介入したらしいのです。
彼(ら)の身元は市の動物管理センターとの契約で動いている立場上、私達には明らかにされません(規則として)。ただ私達が各方面へ相談していた所から様子を伺っていたようで、一向にセンターから引き出さない事に痺れを切らして動いたようです。
私達は私達なりに努力していたのですが、「のんびりしている!」と思われたみたい…。
これは私達があーだこーだしてたからこそ介入してくれたと考えるべきなのですが、個人的には何か腑に落ちないところもあります。
私が広島で保護活動をしているある人(ネットで探した)に相談した時には『一時預かり宅が無い限り手伝う事はできない』と言われ、それ以上頼る事は出来なかった。なんとか自分達でやらなければならないと、みなで試行錯誤した。この2週間、それが日課のようになっていた。みなが毎日ヤキモキした気持ちで過ごした。
なぜ、もっと早くアドバイスしてくれなかったのだろう?
理由はわかっています。広島の保護活動をしているのはみな“個人”なのです。そしてみな“限界”ギリギリの所で活動しているのです。
だからこっちが“本気”じゃなければ動くつもりは無いというスタンス。
私達は試されただけだったのでしょうか?
結局、今後ワンコを保護して里親を探してくれる活動家の人とコンタクトを取る事はできません。
ノウハウを持っている人(達)なので、はるかに私達がするより良い方向に行くでしょう。きっとワンコも幸せな家族に出会える事でしょう。
結果オーライ! 勉強になりました。
そう納得して今回の騒動は終結します。
心配して頂いた方々、ありがとうございました!
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